福島第1原発で水素爆発が起こった時、現場の誰もが死を覚悟したという。
相次ぐ爆発と大量被爆の恐怖で人手が足りなくなり、志願者が募られた。その時の作業員の心情は最悪の事態を防ぐための“決死隊”なのだという意識だったという。
未だ福島原発の事故は収束していない。それどころか、この先完全に放射能を閉じ込めるのに何十年かかるか分からない厳しい環境の中で、現在も作業は続いている。
今も危険を顧みず覚悟の上で、または知ることなく、または承知の上で仕方なく
仕事についておられるのだろう。このまま放置するわけにはいかないのだから。
この作業が原因で亡くなる方もいるだろう。
その方達にhomageとrequiemを捧げたい。